2012年05月04日

展示したWearable Tabletのこと - MakerFaire Shenzhen(3)

Maker Faire Shenzhen旅行記(1)(2)の続きです。

我々のチームはWearable Tabletというガジェットを作成しました。
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このガジェットは一着のパーカと、パーカに着脱できるタブレットから構成されています。写真のようにタブレットを胸の前に付けて準備完了です。

様々なポーズを取ることで、タブレットの機能を呼び出すことができます。

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写真撮影ポーズを取ることで写真を撮影します。

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両手を上げることでムービーを再生します。

ポーズだけではなく、「他の人に触られていること」も検出することができます。

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両手を広げた上で腰を触ると、タイタニックの映像が流れます。

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子供たちにも大人気!

Android ADKを使ってPICとAndroid Tabletを接続しています。パーカの中に曲げセンサ(肩や肘の角度を検出する)やタッチセンサ(どこに触られているのかを検出する)を設置することで様々なポーズを検出することができます。今ある機能以外にも、intentを投げることで様々な機能と簡単に連携させることができます。

日本のMTMでは「面白ければいい」という評価をいただくことが多いのですが、深センでは「これはなんの役に立つの?」「今後どう発展させていくの?」という質問をたくさんいただきました。どうやってビジネスにつなげていくかがやっぱり大事なんだなあ、と。スタートアップの方や投資家っぽい方もいらっしゃいました。

今回のWearable Tabletは「言葉が通じなくても分かりやすくて面白いだろう」ということで作ったので、どのように応用させるかはあまり考えていませんでした。でも「服に広告を表示して宣伝を行う」「タブレット側を服から切り離しKinectのように動作でデバイスを操作する」ことにつなげることができるかもしれません。KinectやOpenCVのようなカメラを利用するシステムだとどうしても使用場所が限られてしまうのですが、Wearable Tabletのようなシステムだと屋外でも暗い場所でもどこでも使えるのが魅力かと思います。
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2012年04月13日

深センのMaker Faireの展示の様子のこと - MakerFaire Shenzhen(2)

前回の続きです。

今回のMaker Faireは深センにあるF518という建物で行われました。ここはスタートアップがたくさん入っているインキュベーション施設的なもののようです。

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なぞの形をしたビル。

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そのとなりにF518がある。

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いろんなおぶじぇがかざってあって、

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Maker Faire発見!


会場は1フロア+物販会場+ワークショップエリアという感じでした。出展していたのは30団体くらいでしょうか。我々も含め、海外の団体も多いようでした。日本からはSIPropなみなさん、VStoneさん、ココナッチなみなさん(?)など。あとMTMでよく見かけるDangerous Prototypeなど、ファンキーな西洋人の方々。

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Makerに配られたプレート。MTMよりもリッチな感じ!

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会場はこんな感じ。

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このひと、MTMにもいた!

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VStoneさん。ロボットやライントレースカーなどを展示してました。

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ココナッチ。こちらもMTMで有名。

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@hirotakasterさんと@noritsunaさんのマシン。脳波でロボットをコントロール。


ほかにもいろんなものが。マイコン系・ロボット系が多かったような気がします。また商品として完成されて売られているものも多かったように思います。ベンチャーキャピタルの人がプレゼンしてたり、投資家っぽい人がうろうろしてたり、やたらみんな名刺交換してたり、技術展示会的な側面が強かったのかもしれません。これからもっと、われわれがだしたようなばかばかしい物が増えるのかなぁ。

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テスラコイル。動いていなかったけれど。

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定番のArduino山積み。

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PicベースのArduino(?)

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文字が読めないおばあちゃんのために作った電話。人の顔写真を押すだけで電話を掛けることができる。すばらしい。

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温泉卵作成機

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3Dプリンタを使って作成した物体。ギアが咬み合っているので、ひとつ回すと全部のコンポーネントが回る。

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LEDで照らすことによって時間を表現する時計。これも素晴らしい。

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鉛筆で書かれた図をなぞることによって、スピーカから出る音が変化する。

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自分の声に反応して、胸のハートが光る!キットが売ってたので思わず買っちゃいました。

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3Dプリンタ。5万円位で売ってました。やすい!

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クモ型マシン。

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iOS / AndroidからBT経由で操作できるロボット。

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光についてくるロボット。教育用のロボットキットかな。

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こちらはレゴ的な物。

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電子工作の教科書。

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Make本もうってました。

次回は、われわれの展示について。
続く
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2012年04月09日

深センの電気街で中国の勢いを感じたこと - MakerFaire Shenzhen(1)

東京では、電子工作・DIY好きの祭典としてMake Tokyo Meetingが行われていますが、世界各国でも同様のMaker Faireが開かれています。このたび、中国ではじめてのMaker FaireがShenzhen(深セン)で開かれました。これに無謀にもpigmalの@itogさんと一緒に、作品を出展してきたというおはなし。

深センは香港に隣接した経済特区であり、すごい勢いで発展しています。
駅も地下鉄も商店もビルも新しいものだらけ。止まったホテルの付近は建築ラッシュで高いビルが続々とたっていました。
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この勢いをバリバリと感じられるのが、電気街です。香港から入る場合、羅湖から電車に乗り華強北駅で降りたすぐそばにあります。華強北通という通りを中心に電化製品・PC・ソフト・電子機器パーツなどなどを売る店が数多く並んでいます。秋葉原の規模は軽く超えていました。

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そのうちの一つのお店に入ってみます。
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ヨドバシカメラ位の規模のお店です。こういった店が5−6件並んでいました。

フロア構成は、
1F: 電子部品
2F: アセンブルされた電子部品(基板など)
3F: 携帯電話・タブレット
4F: PC
5F: 楽器・おもちゃ・家電
6F: 蛍光灯・LED
といった感じ。

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小売商が場所を借りてそれぞれの商品を売っています。まさにデパート。1F/2Fは1業者1畳くらいのスペースに所狭しと電子部品を並べて売っています。1フロアに100業者以上板と思います。どの店もやけに店員さんのやる気がありません。みんなネトゲしてました。
扱っているものもリール売りで売ってる店もあれば、「どこかのPC分解してきて並べてるだろ」な一点物を売っている店まで様々。ちなみにどれも値段は書いていません。

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3Fは中国製のタブレットPCやコピー商品のオンパレード。このあたりは完全に違法な商品を扱っているので、写真をとると危険です。
・絶対に認証通っていないだろうけど、なぜかAndroid Marketが乗っているタブレット
・すでにICSが乗っている(と端末設定に表示される)タブレット
・PSPの形をしたAndroid端末
・AppleとAndroid両方のロゴが入った端末
・Appleのロゴが入ったプリンタ
などなど、日本では絶対に見ることができないであろう商品がたくさんありました。値段は5000-10000円のものが多かったように思います。買わなかったけど。

3F/4Fは、1F/2Fと違って店員さんが元気です。歩いているとたくさんの店員さんが隣についてきて、売り込みを受けます。Androidバージョンを示したり、CPUクロックをアピールしたり、このへんの売り込み方は日本と変わらないのかもしれません。

電気街をもう少し北上すると服やスポーツ用品を扱うデパートが現れます。電気街は男性のほうがやっぱり多いですが、こちらはカップルや女性グループもたくさんいました。土曜日の午後に電気街もデパートエリアも、たくさんの人でごった返していました。

違法な商品を扱っていたり、詐欺まがいだったり、いろいろ問題はありますが彼らは本当に勢いがあります。たくさん売ってたくさん稼いでたくさん買おうという空気が伝わってきます。建設ラッシュの駅前も、違法アイテムだらけの電気街も、中国の発展の象徴のように感じました。

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さて、Make Shenzhenの様子はこの次に。
続く
posted by コパン at 16:26| Comment(0) | Make | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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