2012年04月23日

「状況打開力を叩き上げる TOCfE ブートキャンプ」に参加してきました。

4/21に日本オラクルさんで開催された、状況打開力を叩き上げる TOCfE ブートキャンプに参加してきました。TOCとはなんなのか、TOCfEとはなんなのか、全然分かっていない状態での参加でしたが、非常に丁寧に説明していただき、楽しむことができました。

TOCとはザ・ゴールで有名なエリヤフ・ゴールドラットさんが提唱している理論のこと。らしい。ザ・ゴールを読んだのはまだ学生の時でソフトウェア屋さんでもなかったので殆ど忘れてしまいました。。読み直さねば。。TOCfEとはTOCの考え方を誰にでも使えるように翻訳・定式化したもの(なのかな??)
そのうちの「クラウド」というツールを手取り足取り教えてもらいました。

実は「for Educationだから全然畑違いのワークショップになるんじゃないだろうか」とか「ウェブ上にやり方が書かれた資料があるから、これでいいんじゃないか」とか思って参加を迷っていたのですが、行って正解でした。Web上で作業の順番はわかるのですが、ワークショップで手を動かすことで、またファシリテーターや近くの方に説明する・質問されることでより理解が深まったと感じました。ウェブだけだとすべての手順を知ることが出来ていなかったこともわかりました。自分ひとりでやると「それは本当なの?」とか「ほんとうに必要?」「しっくり来る?」などの手ごわい質問をしないまま、すすんでしまいますし。「コーチ付きの素振り」ができたのが良かったと思います。
# また、参加者もファシリテーターもいつものクラスタの方が多かったです。

印象的だったのは「自分が納得するか、自分にしっくり来るか」を重視すること。論理的なことも大事なのですが自分の問題を解消するために声に出して読んで自分の問題として理解するということが、問題の解決の一歩になるのだと感じました。

あと、このツールやっぱり使いこなすのは難しいと思いました。サラッと使える場面もあれば難しいケースもあると感じたので、練習・素振りが必要なんでしょう。

以下、メモです。

イントロダクション

・問題に対して的はずれな回答をしてしまうことがありますか?
・もやもややギスギスを表現するのって難しい
・問題/対立を表現する手法が必要


・要望と行動を分ける
・相手の要望を理解出来ればこっちのもんだ
・「対立がないようなふりをする」「臭いものに蓋をする」では対立は解消しない。
・思い込みを解消する。思い込みをやっつける


クラウドの書き方

・問題
 一文で書く:問題点を分かりやすく
 事実を書く:誤解をなくす。問題をはっきりさせる
  「閉塞感がある」:あなただけが感じていること。それは事実?
  →「閉塞感があると感じる」ならOK
 ◯◯なのでと書かない:問題を捉えきれてないから理由が入る。仮定や予測が入ってしまってる
 疑問形で書かない:説明しきれてない
  →「これって問題ですか?」と自分に問う。


・共通目的
 ・共通目的とは
  両者が望むような理想的な状況
  対立を解消して両者が達成したいと思うこと
  手段が対立しているが、そのどちらも目指していること
 ・共通目的は文章で書く
 ・共通目的はかならずある。
  目的があるからこそ対立する。


・良いクラウドかどうかチェックする
 ・声に出して読んでみることで、いいクラウドになっているかどうか確認する。
 共通目的と要望の関係
  ・A<-Bの場合:AするためにはBをする必要がある。
 要望と手段の関係
  ・BするためにはDするべきだとプレッシャーを感じる。
 要望と手段の関係
  ・D’ことはBという要望に対して妥協してしまう
 しっくりこないばあい
  要望と手段が両方とも手段になっている。
  要望と手段が逆になっている。


よくある対立の解消方法
  回避  :なにもしない。やり過ごす。対話を拒絶する。
  あきらめ:片方を選ぶ。
  強要  :力の強いほうが一方の手段を押し付ける。いつの間にか強要していることもあるので注意
  綱引き :どちらも譲らない。緊張と摩擦。
  妥協  :落とし所を見つける。全員満足できない。
       妥協しなくても、良い解決策を満たされることを放棄してしまうことも。
 クラウドが目指す解決
  互いが満足する解決方法を探る
  対立そのものを解消する
  妥協しなくてすむようにする
  問題そのものの本質の理解
  問題の対立と仮定を表面化させる


・解決編
 仮定を加える
  仮定:要望に対して、その手段を選んだ理由
     仮定は矢印に対していくつもある
 クラウドを壊す
  気になる過程を見つける
    この仮定は実在していますか?
    この仮定は有効ですか?
    それらの理由はなぜですか?
    仮定が真実とならないためには、どういう行動を取ればいいんでしょうか。
    例:挑戦するという要望に対して
      「変えない人は全員しんでしまうんですか?」
      「変えるほうが本当にリスクが低いと言えるんですか?」
      「変える時期は今じゃないといけない?」
   「それって本当ですか?」を問う。
 →もっといい方法を考える。
  問題に対する理解が深まったなら、もっといい方法が思いつくはず。
  「二つの要望を満たす方法はなんですか?」
 *目的は、二つの要望を満たす行動をつくること。



posted by コパン at 00:26| Comment(0) | agile | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月13日

深センのMaker Faireの展示の様子のこと - MakerFaire Shenzhen(2)

前回の続きです。

今回のMaker Faireは深センにあるF518という建物で行われました。ここはスタートアップがたくさん入っているインキュベーション施設的なもののようです。

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なぞの形をしたビル。

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そのとなりにF518がある。

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いろんなおぶじぇがかざってあって、

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Maker Faire発見!


会場は1フロア+物販会場+ワークショップエリアという感じでした。出展していたのは30団体くらいでしょうか。我々も含め、海外の団体も多いようでした。日本からはSIPropなみなさん、VStoneさん、ココナッチなみなさん(?)など。あとMTMでよく見かけるDangerous Prototypeなど、ファンキーな西洋人の方々。

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Makerに配られたプレート。MTMよりもリッチな感じ!

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会場はこんな感じ。

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このひと、MTMにもいた!

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VStoneさん。ロボットやライントレースカーなどを展示してました。

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ココナッチ。こちらもMTMで有名。

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@hirotakasterさんと@noritsunaさんのマシン。脳波でロボットをコントロール。


ほかにもいろんなものが。マイコン系・ロボット系が多かったような気がします。また商品として完成されて売られているものも多かったように思います。ベンチャーキャピタルの人がプレゼンしてたり、投資家っぽい人がうろうろしてたり、やたらみんな名刺交換してたり、技術展示会的な側面が強かったのかもしれません。これからもっと、われわれがだしたようなばかばかしい物が増えるのかなぁ。

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テスラコイル。動いていなかったけれど。

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定番のArduino山積み。

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PicベースのArduino(?)

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文字が読めないおばあちゃんのために作った電話。人の顔写真を押すだけで電話を掛けることができる。すばらしい。

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温泉卵作成機

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3Dプリンタを使って作成した物体。ギアが咬み合っているので、ひとつ回すと全部のコンポーネントが回る。

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LEDで照らすことによって時間を表現する時計。これも素晴らしい。

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鉛筆で書かれた図をなぞることによって、スピーカから出る音が変化する。

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自分の声に反応して、胸のハートが光る!キットが売ってたので思わず買っちゃいました。

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3Dプリンタ。5万円位で売ってました。やすい!

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クモ型マシン。

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iOS / AndroidからBT経由で操作できるロボット。

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光についてくるロボット。教育用のロボットキットかな。

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こちらはレゴ的な物。

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電子工作の教科書。

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Make本もうってました。

次回は、われわれの展示について。
続く
posted by コパン at 02:06| Comment(0) | Make | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月09日

深センの電気街で中国の勢いを感じたこと - MakerFaire Shenzhen(1)

東京では、電子工作・DIY好きの祭典としてMake Tokyo Meetingが行われていますが、世界各国でも同様のMaker Faireが開かれています。このたび、中国ではじめてのMaker FaireがShenzhen(深セン)で開かれました。これに無謀にもpigmalの@itogさんと一緒に、作品を出展してきたというおはなし。

深センは香港に隣接した経済特区であり、すごい勢いで発展しています。
駅も地下鉄も商店もビルも新しいものだらけ。止まったホテルの付近は建築ラッシュで高いビルが続々とたっていました。
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この勢いをバリバリと感じられるのが、電気街です。香港から入る場合、羅湖から電車に乗り華強北駅で降りたすぐそばにあります。華強北通という通りを中心に電化製品・PC・ソフト・電子機器パーツなどなどを売る店が数多く並んでいます。秋葉原の規模は軽く超えていました。

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そのうちの一つのお店に入ってみます。
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ヨドバシカメラ位の規模のお店です。こういった店が5−6件並んでいました。

フロア構成は、
1F: 電子部品
2F: アセンブルされた電子部品(基板など)
3F: 携帯電話・タブレット
4F: PC
5F: 楽器・おもちゃ・家電
6F: 蛍光灯・LED
といった感じ。

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小売商が場所を借りてそれぞれの商品を売っています。まさにデパート。1F/2Fは1業者1畳くらいのスペースに所狭しと電子部品を並べて売っています。1フロアに100業者以上板と思います。どの店もやけに店員さんのやる気がありません。みんなネトゲしてました。
扱っているものもリール売りで売ってる店もあれば、「どこかのPC分解してきて並べてるだろ」な一点物を売っている店まで様々。ちなみにどれも値段は書いていません。

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3Fは中国製のタブレットPCやコピー商品のオンパレード。このあたりは完全に違法な商品を扱っているので、写真をとると危険です。
・絶対に認証通っていないだろうけど、なぜかAndroid Marketが乗っているタブレット
・すでにICSが乗っている(と端末設定に表示される)タブレット
・PSPの形をしたAndroid端末
・AppleとAndroid両方のロゴが入った端末
・Appleのロゴが入ったプリンタ
などなど、日本では絶対に見ることができないであろう商品がたくさんありました。値段は5000-10000円のものが多かったように思います。買わなかったけど。

3F/4Fは、1F/2Fと違って店員さんが元気です。歩いているとたくさんの店員さんが隣についてきて、売り込みを受けます。Androidバージョンを示したり、CPUクロックをアピールしたり、このへんの売り込み方は日本と変わらないのかもしれません。

電気街をもう少し北上すると服やスポーツ用品を扱うデパートが現れます。電気街は男性のほうがやっぱり多いですが、こちらはカップルや女性グループもたくさんいました。土曜日の午後に電気街もデパートエリアも、たくさんの人でごった返していました。

違法な商品を扱っていたり、詐欺まがいだったり、いろいろ問題はありますが彼らは本当に勢いがあります。たくさん売ってたくさん稼いでたくさん買おうという空気が伝わってきます。建設ラッシュの駅前も、違法アイテムだらけの電気街も、中国の発展の象徴のように感じました。

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さて、Make Shenzhenの様子はこの次に。
続く
posted by コパン at 16:26| Comment(0) | Make | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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